|
 これは簡単！ なんでかと言うと、あなた自身、この恋愛を終わらせてもいいと思っているから。あなたはそのことに気がついていないかもしれないけどね。「結婚して」「無理だ」「じゃ、私はあなたと別れて次の幸せを探します」っていうようなやりとりで、あなた自身も納得できて、のちのち引きずることはないような気がしますよ。
ワタシの経験から申しますと……いや、"ワタシの友達"の経験から申しますと（笑）、「なんとか別れる方向で考えてるから、もうちょっと待って……」とか「うるさいなぁ。今、カミさんと話し合ってる最中なんだから……」とかゴチャゴチャ言って、結局は別れるつもりのない男が圧倒的に多い中、「離婚は考えられない」と初めから警告してる彼、優しいじゃん？ 都合のいい言い訳をしながら関係を続ける男よりは、よっぽどきちんとあなたのことを考えてると思うよ。いい男と素敵な恋愛をしたんやね。
僕は"不倫"という言葉は使いません。"アナザー・ラブ（もうひとつの愛）"と呼んでるんです。好きになった相手がたまたま結婚していただけであって、愛情には変わりはないからね。ただし、そこにはルールというものがある。「おまえを好きになってしまった。だけど、ヨメはんのことを大切にしたい。絶対に家庭には影響を与えたくないんだ。それでいいなら付き合おう」というような、ね。それでいいじゃん。それでも愛は成立すると僕は思うし。
ただし、"僕の友達"が言うには（笑）、本気で愛した場合は長くても3年。たいていは2年くらい経つと、女の人のほうが将来に不安を感じるようになる。というのは、"恋は盲目"の時期が過ぎるから。恋愛という起爆剤が手伝った状態で、情熱的に好きな時期はいいですよ。ところが恋愛部分が冷めてくると、客観的に見られるようになってくる。26歳なら他の男からも言い寄られるでしょう。そうなると女性は目先のことだけやなくて、「じゃあ、今の彼と一緒になれるのか」と将来を考え始めるものなんですよ。
さて、あなたの場合、「終わらせるにはどうしたらいいでしょうか」と言えるまで恋が冷めているということは、気持ちのうえではもう彼とは別れてると思われます。もちろん、まだ好きなんだとは思う。ただ、恋はしていない。だったら、次へ進んだらいいと思う。あなたは心の中ですでに別れて次へ進むことを決意しているんやから。折しも緑まばゆい若葉の季節、心機一転、きっといいことありますよ！
|
