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韓国人のインターン仲間が母国に帰るためにバイト先を辞めるとのことで、その代わりに私を店長に紹介してくれて、今日からアルバイトをすることになりました。韓国人がオーナーで、寿司と刺身がメインのイーストヴィレッジにあるレストラン。バイト仲間は日本人、マレーシア人、チベット人、ミャンマー人、韓国人。とりあえずみんなアジアの顔をしているので誰がどこの国だかちょっと混乱。
私の大好きな「とびっこ」をこっちでは「Tabiko」と言うらしく、かわいくて笑ってしまった。アメリカ人は本当に寿司が好きなのだねぇ。ほとんどが白人のリピータ客。板前さんはスパニッシュ系で最初は大丈夫なのかなあと思ったけど、それがものすごい上手に寿司をつくる。テキパキと早いし、とても仕上がりが美しい。味もまあそんなにずれてないし。これじゃあこの店も人気なわけだ。席はたくさんありそうに見えて21席しかないのにウェイターが8人もいるのは、日本ではありえないけど、いろんなアジアの国の人たちと共に働くと、こういう人数が必要になるのかもね。
私が一番ドキドキしたのはやっぱり白人のお客さんに話しかけられてしまったとき。早口だから会話の前半は全く意味がわからないけど、だいたい最後の単語を聞けば意味が分かる、ということがわかった。女の子は私とチベット人のゾルジン(仮名)だけ。彼女はチベット人だけどネパールで生まれたんだって。もうその辺の地理がかなり怪しい私。チベットの基礎知識というものが極端に不足しているので、何を話したらいいかわからず「チベットの主食は何?」とか聞いてしまった。うどん、らしい。いまはだいぶ米も食べるけど、昔はずっとうどんだったんだって。彼女は資生堂の化粧品を愛用していて、お肌に合うと言っていた。チベットのコスメは質が悪いので、マニキュアも昔から日本の物を買って使っているとか。チベットといえば、ダライラマとペマ・ギャルポさんくらいしか私は知らないのだけど、彼女は日本語も勉強したことがあるらしく日本のことよく知っているんだろうな。
ミャンマーのことにいたってはさらに何も知らない私。アウンサンスーチー女史とビルマの竪琴しか知らないもんなあ。中井貴一の話しても絶対通じないだろうし、いきなり軍事政権はどうなっているのか?なんて聞くのもどうかと思ったのでやっぱり「ミャンマーの主食はなに?」って聞いてしまった。「米とカレー」だって。あ〜会話が終わってしまった。彼はマレーシアに留学していて、その姉妹校がアーカンソー州にあるのでそこのカレッジに通っているけど、アルバイトがアーカンソーではみつからないので、バケーションをとってお金が貯まるまでNYで働くらしい。マレーシア人の男の子は日本の東北沢で日本語学校に1年通っていたとかで、ちょっと日本語が分かる。マレーシア人のこともこれまた私は何も知らない。
こうなってくると韓国人と話す時とても身近に感じる。いま日本では「冬のソナタ」とかいう韓国ドラマが流行っているらしいね、と言ったら、あれは中山美穂の「LoveLetter」にインスパイアされてできたドラマだね、と言っていた。韓国人で「LoveLetter」を見ていない人はいないくらい、この映画は人気だそうだ。そういえばクラスメートの韓国人も日本の芸能人で誰が好き?って言ったら「中山美穂」しか知らないって言ってたっけ。
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