|
日本企業B社の米国法人の方にお会いする。B社は日本で私が2年くらい働いていた会社。当時かわいがってくれていた方がカリフォルニアに転勤なり、今回NYに出張に来ていたので、1年ぶりくらいで再会した。そのとき一緒にいたNY支社の人と3人でしばし盛り上がる。私が今のインターン先は英語の上達するような環境ではないので職場を変えたいと思って探しているという話をしたら、このNY支社の人が「じゃあ、うちの部署で働くか?」と言ってくれた。仕事内容を聞くと私の希望にぴったりでこんないい話はない!って感じ。知り合いのいないNYだし、私は耳を疑うほどのいい話にとびついた。その人は会った時点でかなり酒を飲んでいる感じだったので、酔った勢いで言っているではないかと心配になり、何度も念をおした。名刺ももらい、私の連絡先も教えた。なにより、かなり詳細に私がするであろう仕事を説明してくれたし、信頼できるもと上司の後輩にあたる方なので私は期待に胸が膨らみ、早速家に帰ってレジュメを送った。
なかなか返事がもらえなかったので再度レジュメを送ったら1週間たってようやく返事がきた。それを読んで頭が真っ白になった。メイルには、先日はかなり酒を飲んでいて、私に約束したこともほとんど覚えてないこと。現実的にも私が働けるような状況でないこと、が書いてあった。お酒を飲んでいたとはいえ、あれだけ饒舌に話していたことを覚えていないことにも驚いたけど、あの時自分が何を言ったかをきちんと確認しようともせず、数行のメイルでこの件を終わらせようとしたシラフのこの人に一番びっくりして腹がたった。私にとっては古巣の会社の人で、初対面とはいえ束の間でも信頼してしまった私にはかなりの痛手だった。この一週間、B社とこの人にまるで恋をしてしまったかのように返信を待ちわびていたんだもん。なんでNYに来てまで日本人からこんな仕打ちをされなければならないの〜(涙)。自分でも予想以上にへこんだ。
こういうときはニューヨーカーの人々の優しさが胸にしみる。いつも行く近所のグローサリーストアのおじさんんは小銭をオマケしてくれたし、20ドル札を握り締めてドラッグストアへ行ったら、レジで20ドルを超えていることに気付き、品物をひとつあきらめようとしたら、レジの黒人のお兄ちゃんが笑ってオマケしてくれた。ルームメイトも友達もみんな慰めてくれたので、それが何より嬉しかった。持つべきものは友達だとつくづく感じた1日でした。それにしてもあのオヤジムカツク。
|