駅に降りると「愛・地球博」から帰る元気のいい女性の集団が闊歩していて万博ムードムンムン。そんな人々をよそに私たち一行は会社へ直行。さっそく仕事開始です。今回の業務は期中監査をする会計士の先生方のお手伝いをすることでした。名古屋の社内は少数精鋭でやっているのでコンピュータ管理よりも精度の高いフローが人によって日々励行されているのですが、やはり第三者の立場にたった「監査」という立場からみて洗いださなければならないのが辛いところです。会計士の方々がどんな視点で業務フローをチェックしているのかを注意して聞いていると新たな発見があって興味深いのですね。でもやっぱり少数精鋭スタッフによる完璧さは監査の目をとおしても狂いはないということが作業をしていくうちにどんどん見えてきました。今回の一連の作業を振り返って思い出したことがありました。ある人が数年前にこんなことを言っていました。「いま、世間がこぞってパソコンの仕組みを勉強したり操作方法を覚えようと躍起になっているが、コンピュータの未来からみたらいまはまだ、車でいえばマニュアル車である。そのうちオートマ車が主流になって誰でも簡単に運転が出来るようになる日が必ずくる。いまのパソコンは立ち上げるのも終了するのも面倒くさいプロセスを要求するけどほんとに使いやすい家庭用のパソコンなんてTVみたいにスイッチひとつでオンオフができて複雑な操作なんて一切必要ないものにならなければおかしいのである」みないなことが書いてあったんです。機械オンチの私、これを読んで非常に感銘をうけたのを覚えております。
ここ数年、いろんな会社で社内全部のシステムを新しくするために効率性・合理性という題目のもとに莫大な予算がくまれ、大騒ぎしてシステム変換をはかっているみたいです。わずかながらに私自身もその中にはいって見聞きしていて素人ながらに思うのは、どうも合理的なシステムの割に不合理なことが多すぎるなぁということです。あまりにもそういうことがそこここで行われているのを目の当たりにして私は最近、将来便利になるためにいま短期間だけの出費や手間ヒマのつもりでやっているみたいですけど実際はそんな一時的なものでは済まないのでは?と思い始めています。そいえば、この前とある大手のシステム開発の会社の社長が言っていたんですけど、今後の10年、IT産業革命が終了するまでにあらゆることがシンプルな回線でつながっていくというのです。そうなってきたらいま、まだマニュアル車レベルのシステムに各企業が一生懸命費やしているお金と労力がまったく報われない日がすぐくるような気がするんですが・・・。