正社員、派遣社員しながら大学院、ニューヨークでインターン、そしてまた日本へ…。「自分流ワーキング」を探して経験を重ねる皆川夏子(仮名・33才)の日記です。めまぐるしく変わる環境と個性的な人たちの中で、彼女はいったい何を見つける!?
   
●2007.3月● 妹が出産
 

3月10日(土)

ひさしぶりに、なじみの美容室へ行った。家から離れているのとしばらく職場のビル内で済ましていたのとで、すっかりご無沙汰していた。自分はなかなか行けないわりには、友達には「いいとこあるよ」とよく紹介していたので美容師さんからは「友達はよく来るけど本人は全然来ないよな〜」と言われていたのだが、やっと3年ぶりくらいに行った。

NYに行く前に行ったのが最後だったので、何の仕事をしているのかも言っていなかった。で、職場の話をしたら、なんと!うちの会社と取引があったらしい。しかもごくごく近しい会社の何人もの人がこの美容師さんに切ってもらっていたのでした。世の中広しといえども、こんなことってあるんだ。数ある美容師さんの中で私が選んでいた人が会社と取引があったなんて・・・ 意外なところでものすごいご縁を感じてしまいました。

 
 
3月13日(火)
仕事の関係で今をときめくモデルのEさんに会った。TVで見るそれ以上でもそれ以下でもなかった。化粧ばっちり過ぎて人間の匂いがしないというか、なんというか・・・・。そういう点でいうと女優さんは奥行きのある気品というか、内面の美しさがオーラをつくっていて魅力的な人が多いですね。仕事で普段会えないような方々にお会いできるのは本当に嬉しいことです。

 
 
3月15日(木)
自分の会社が売りに出されているらしい、と外部の知り合いから聞いた。 人の一生の中でそんなことってめったにないのではないか、とも思い、そういう経験をしている人は沢山いるのだろうなとも思った。そんな折も折、仕事へのモチベーションも急速にダウンしている。原因はひとつではない。 ちょっとずつ自分の中の何かが壊れて、すこしづつ会社から心が離れていっているという感じだろうか。

そうなるとめっきり仕事も集中力が薄れてしまう。 逆に、イライラしたり、熱くなることも少なくて済む。 これはいよいよ次をみつけにいくときが近づいている感じだな。。。とは思いつつ、こういう心境のときは、全体的にやる気が起きないので何をやってもうまくいかなそうだし、春は花粉症で毎日眠いし・・・・・・。

 
 
3月18日(日)

とある情報誌の読者イベントを行いました。 日本を代表するタウン誌と言っても過言ではない某誌が自分の職場を選んでパーティを開いてくれるというのは光栄なことだと改めて思いました。そして編集長自らが企画から当日の司会進行まで行っている姿は本当に感心してしまいました。幸運は抽選に当たった読者の方々思い思いの装いで楽しまれていました。休日の昼下がり、大都会の真ん中で優雅な時間を過ごしている図というのははたから見ていても気分のいいものです。

 
 
3月25日(日)

何気なくTVのお笑い番組をつけたら、みたことのないお笑いコンビが出ていた。んっ???この右側の人、どっかで見覚えあるな〜。あ、大学時代に勉強サークルで一緒だった○×大学のA君だ!!びっくり。

その瞬間思い出した。彼は就職活動をせず、よしもとに入ったと噂で聞いていた。○×大学は面白い人が揃いすぎてAはその中では一番面白くないと言われていた。それでも私たち一般的なひとたちからみたら十分愉快な人で、確か幹事長みたいな役職をやっていた。まあ、当時のゼミで幹事長や渉外担当という名のついた人は、主な仕事は「飲み屋の予約」という感じだったので、Aもご他聞にもれずそんな場でチカラを発揮していた一人だった。とにかく勉強サークルだったのに、そのあとの飲み会でやたらと本領を発揮するタイプという印象が強い。

なにはともあれ、こうしてTVに出ているところを見るのはとっても嬉しい。かれこれ10年以上たっているので20代が主流の若手お笑い芸人の中では年とっているほうのようである。同じ年の私としてはそれはあらためて自分の年を再確認したようでちょっとショック。そしてさらにショックだったのが、彼らの定番のネタのBGMに使われる曲が、17年くらい前の超人気ドラマの挿入音楽で私やAの世代にとっては当たり前のように知っている曲なのだが、今の若い年代の女の子たちにとっては、曲を聴いただけでは全然ぴんとこないらしい、といった内容のブログを読んだ。これはかなりの衝撃だった。でも確かに17年も前じゃ、産まれてない子もいるわな・・・。

 
 
3月28日(水)

妹にbabygirlが産まれました。入院して間もなく誰も予想しないスピードで産まれてしまってだんなさんも立ち会おうと思っていたのに実現せず、あっという間の安産だったようです。

聞きつけて病院に駆けつけました。産まれたての赤ちゃんを見たのは初めてかもしれない!ものすごくかわいくて、だっこしてあげたいけど、ガラスの向こうで触ることができないのが口惜しい感じ。妹が赤ちゃんだったときを思うと不思議。赤ちゃんは大好きでよくよその子を抱っこしたりしていたけど、この子に対しては今まで感じたことのない格別の愛おしさがこみあげてきました。私たち姉妹の次のgenerationが出現したことへの畏れみたいなモノが芽生えました。

 

(4月へ続く)