正社員、派遣社員しながら大学院、ニューヨークでインターン、そしてまた日本へ…。「自分流ワーキング」を探して経験を重ねる皆川夏子(仮名・33才)の日記です。めまぐるしく変わる環境と個性的な人たちの中で、彼女はいったい何を見つける!?
   
●2007.4月● 転職活動開始!
 

4月3日(火)

妹がbabyとともにうちに帰って来ています。家族の分担として、母親が毎朝赤ちゃんをお風呂に入れて、私は部屋の掃除と昼ごはんの準備です。タイミングよく、今月から出勤時間がおそくなったので妹と赤ちゃんと過ごす時間が作れるようになりました。3時間おきにミルクを飲むので母親は大変です。妹は満足に睡眠をとれないのでいつも眠たそうです。目がまだ見えてるのかよくわからない感じですが、母親が母乳の準備をしているのを察知するとすごい横目で母親の方をみるのがおかしい。耳で覚えているのでしょう。
 
 
4月10日(火)
Six Pens None The Richerの【There She goes】という曲を聴きながら帰っていたら途中の駅で前方に友達を発見。まさにthere she goesって感じで小走りだったので私も一緒に小走りで追いかけました。彼女はグリーン車に飛び込んだので私もそこにのりこんでようやく声をかけました。

職場が近くて家も近いその友達は帰り道たまに会います。今日は彼女と一緒に贅沢にグリーン車で帰ることにしました。しばらくすると改札係りの女性車掌がやってきてビールやつまみを持っています。友達が「ビール飲んでもいいかな。夏子ちゃんもどう?」ということでおごってくれました。彼女曰く遠い道のりを毎日通勤して、一人暮らしの家賃が浮いているんだから、その分グリーン車に乗ってビールを飲むのがささやかな楽しみなのだそうです。確かにな〜、長時間満員電車に乗って帰るのも結構なストレスだし、こういうのもたまにはいいかな、と妙に納得。ビール片手に楽しくおしゃべりしながら気がついたら自分の駅についているというのもなかなか気分のいいものです。くせになりそう。。。

 
 
4月21日(土)
とあるご縁であの幻?!のワインのご相伴に預かることができました。私の中では「高級」「高くて一般人は飲めない」赤ワイン。というくらいの知識しかなく本当に興味津々でした。超大金持ちのA様がご自分のロマネちゃんをお開けになるというパーティの場に、幸運にも立ち会うことができたのです(といってもあくまでもその他大勢の一人としてですが)。

まずはその香り。私なんかが嗅いでわかるものなのか?!と思いながら、おそるおそるグラスに鼻を近づけてみました。それはそれはすごい「アロマ!!!」って感じの強烈個性的で馨しいかおりがグラス中どころか周囲にもたちこめているのがわかります。もう香りだけで十分!ってくらいの力強さです。

そして、次は色。熟成されたワイン色とブランデーのような飴色がときどきを透けて見えるようなお色でございます。まあ、正直言って色は他の良く見るワインとの違いはわからんです。そしてそして、いよいよテイスティングでございます。

うわーーー渋い!が第一印象。とにかく口いっぱいにひろがるタンニンの渋さ加減がすごい。こんなのいままで味わったことがないくらい。あっそういえば、少し前に飲んだビオワインの渋みが一番近いかも。ロマネちゃんも有機農法で丹念に作られたまさにビオワインなのだそうです。ロマネ村でコンティさんという人が作ったからそう呼ぶのだということも今回初めて知りました。ちなみに今回いただいたのは1992年もの。96万円也。私のいただいた一口でおそらく数万円です。もう何も申すことはございません。ご馳走さまでした!

 
 
4月25日(水)

いよいよ転職の活動を行おうと思い始めました。異動がなければもう少し腰をすえて今の会社でと思っていましたが、実際には少し早く行動にでることになりました。とは言っても仕事しながらの活動なのでチョロチョロと無理しない程度に行うつもりです。

まずは手始めにWEBで気になる仕事にいくつかアプライしてみることにしました。こういうのは大概いい企業をエサにエージェントが直接面接へお越しください、と言ってくるのでそうやっていくつかのエージェントと話をしてみるのもいいかなと思い、今日初めての面接へ。この業界では新しい部類の会社らしく、名前も聞いたことのないところでしたが、どうやら大手のOBがつくった会社のようで組織はしっかりしているようでした。

それにしても私は、転職のコンサル業界の方々と感覚が合わないようで・・・といってもこれまでにまだ数人としかお話をしたことはないですが、クライアント(つまり私)の士気を高めて勇気付けていくのも仕事のうちだと思うのですけど、なんか後味悪い。。ずっと隣でだまって聞いていた新人ぽい男性はヌボーって感じの系統の人だし。。こういうタイプの人がこの業界で出世していくのだろうなぁ。。。だとすると私は本当にこの業界合わないな・・・。結局そういう方が提示してくる案件(会社)てシケたものが多いのだ。そりゃ、そうだろう。私の士気を下げている→彼自身、私を「やる気が出るクライアント」と思っていない→それなりの案件しかみつくろえない・・・・というような感じなのだろう。

今の会社に入社する前の転職活動を思い出してみた。やはりいくつかのクライアントを訪ねたが私の経歴が好みのものではなかったようで同じような感触をもったのを思い出した。確かにこういう機会をもつことで自分のキャリアを客観的に見たり考えたりすることができて必要なことだと思いつつ、帰りは「げんなり」してしまうのである。頭ではわかっているけど、やっぱりこの年での「げんなり」は応えるわ〜。

 

(5月へ続く)