●2002.1月(2) 和泉節子




和泉節子 (狂言師和泉元彌の母)

日本芸能の原点とも言われる、狂言の中でも和泉流宗 家 (いずみりゅうそうけ)の歴史は長く、室町時代から 560年もの間、伝統を絶やさずに守り継いできた。6年 前、19代目家元の元秀さんが亡くなり、21歳の若さで 狂言和泉流の第二十世宗家を継承した和泉元彌。その 母、節子は岐阜県大垣市に、狂言とは無縁の資産家の 家に生まれた。 6年前からは、年間20回以上も行 う公演をプロデュースし、宗家の流儀を守り支えなが ら、後継者である3人の子供たちを見事に育て上げ た。
 

●中尊寺の分析●

「今注目の女性は何と言っても和泉元彌の母、節子さん! 世間では今、新妻・羽野 晶 紀の鬼のような姑として報道されているが、この方の軌跡をたどれば嫁に厳しく て当たり前なのだ!

元彌の母、節子さんは岐阜県大垣市に、狂言とは無縁のとんでもない資産家の家に 生まれた。母方の先祖は、豊臣秀吉の軍師として活躍した竹中半兵衛にあたるとい う。何故か狂言の家に嫁いだ節子であったが、主君のそばに仕え策略をめぐらす軍 師の血が、狂言の世界において発揮されることとなったとしか考えられない。 元彌 が6歳の時、節子は狂言プロデューサーとなり、舞台裏の仕事をこなすようにな り、俳優・タレントとしても才能を発揮させてきたんだから。お母さんは従来の狂 言の世界にはなかった地方での自主公演、さらには海外公演などを運営する。様々 な戦略で(?)狂言の人気を高め、元彌の芸を世の中に出していく偉大な人なの だ。それじゃあそんじょそこらの嫁では満足しないよ。

私も羽野晶紀ははっきりいって納得できない。いつだか彼女が南極へ行くテレビ番 組を見たけど、ウ〜〜ンちょっとネェ、サウスポールまで行って寒い!とか、ペン ギンだ!とかしか言わないし(そんなの当たり前じゃん)。教養っぽいもののかけ らもないのには見ていて残念だった。たたき上げの舞台女優という意味では室井滋 とかに近いイメージがあったけど全然ほど遠いのね。もうがっくり。ただオモロイ 顔なだけなんだって思いました。

もう節子さんは嫁への7箇条なんてあまいもんではなく107ヶ条くらいつきだしても いいんではないかと。フランス語と英語習得だけじゃだめだ。イタリア語と中国語 もやらせたほうがいい。がんばれ姑! 私は節子の味方です。