●2002.7月(2)● 窪塚洋介



窪塚洋介 (俳優 1979〜)

神奈川県横須賀市生まれ。神奈川県立横須賀高校に入学。その頃、母親の知人の紹介で芸能界に入る。1995年、『金田一少年の事件簿・ファイルNo.5』でデビュー。多数のドラマや映画に出演し、1998年のドラマ『GTO』ではカリスマ性のある優等生を演じ、一躍注目の人となった。1999年の映画『少年H』では"オトコ姉ちゃん"役でギャラクシー月間賞を受賞。2000年、『池袋ウエストゲートパーク』で大ブレイクし、2001年、映画『GO』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など賞を受賞。感性豊かな演技と個性的なキャラクターで、多くのファンを持つ。


●中尊寺の分析●

去年の始めあたり、窪塚洋介という男の子がちょっと特殊な感じで人気が出てきている、ということを聞くようになった。すると話題の社会派ラップグループ「キングギドラ」のKダブシャインのヴィデオ・クリップに窪塚洋介が友情出演していると聞いた。先日Kダブのスタジオで会ったけど友情というか、彼らのファミリーの弟分みたいな感じだった(私はKダブのアネゴみたいな感じ?)。10月19日から全国東映系で公開される映画「狂気の桜」(薗田賢次監督)ではKダブが初の音楽監督を務めているし。渋谷のハードコアなアニキたちが彼のためにここまでしているんだから驚くよネ。

そして同級生(40歳・主婦)に言わせると「こんなにカワイイ子はいない!」。ううん、そうなのかなあ。保守的な意見としては小泉総理と同じ、あの県立横須賀高校だったこともポイントが高いとのこと。確かに進学高校のみで終わったキャリアは、ちょっと特殊な方向へ行くのかな。それが「本読みたくないヤツはゴー宣読めよ」という発言につながるのかな? うう〜、ちょっとそれってカユイ感じ。でもキネマ旬報のインタビューを読むとなかなかの発言をしているので、若くしてやはりタダ者ではなさすぎる感を抱いたし「売れっ子でスゴイわネ」って言ったら「イヤ〜水物ッスから!」と、もう超越した感じだったし。

それにしても、叶恭子を「運命の女性」と言ったというのにはブッタまげました。これで窪塚くんは、Kダブシャインの弟分ということ以上に、同世代の男の子たちのプロップス(評価)を受けたに違いない。なんせそんじょそこらの若いカワイコちゃんタレント相手ではないんだから。私の同級生は、この件に関しては私にコメントはいっさいなく、全くなかった事としているみたいだけど。

そして、叶の隠れファンの世のお父さん達は、今回の彼を招いての豪華バカンスをどう思っているのだ?まじめに会社行っててがっくりきちゃうかもね。窪塚くんに「一番遠い外国ではどこ行った?」って聞いたら「モーリシャスとモルジブ!」って素直に言うからニヤリと「それ知ってるよ」って言ったら、本人までニヤけたので面白かったけど。