この頃、ちょっとばかし勘がいいのだ。電話がありそうだと思えば、電話がかかってくる。新しい仕事がと思えば、仕事が。心に浮かぶことが、しばらくすると現実となるって感じかも。危ないのかなと思ってた小渕さんの場合は、新聞を見ていたから別。一度も意識を取り戻さなかったし、倒れた日も仕事していたんでしょ。人間ってあっけないんだ、という無常観に襲われてしまった。でも、世の中の動きとしてはそうでもないみたいね。今朝のTVも、普通にワイドショーやっているし、情報番組もいつも通りにやっているんだもん。もちろん新聞だって、他の記事も扱っているし。会社でも「あぁ、そうだよね」ぐらいの軽い認識の人も多かった気がする。どうして、みんなもっと熱くなれないのよ。いくら現職は退いたからって、こないだまで総理だったのよ。インパクトはなかった気もするけど、彼は彼なりに頑張ってもいたと思うのよね。じゃあこれ以上何を報道すればいいんだと言われると困るけど、死を悼む気持ちが稀薄になっていると思いませんか? このところ連日のように起こる少年犯罪で、死に対する感覚が麻痺しているんじゃない。もっと嬉しい・悲しい・辛い・楽しいを心で感じて、しっかり受け止めて生きていきたいよ。ところで恋の予感は、しないのよね。ハッピーな自分を想像できれば、いいのに。無理にでも想像しようと思ってもそうはいかないし、危険を余地できるわけでもなさそうな、この勘っていったい何なのだろう。
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