すごい雨でしたね。自然が猛威をふるったというのでしょうね。普段、服が欲しいだの化粧品がどうしたのといっている自分が、いかに愚かであるか気づかされたような気がします。健康でしかも仕事があって、それだけでもありがたいことなんですよね。それはわかっているのですが、生きていると欲がでてくるもんですよね。周りの人とかと比べることに価値はないと思ってみても、まったく気にしないでいられないもの。
今日、例の女友達の話を聞いてきました。心がヒリヒリしています。彼女は、ねるとんパーティーのようなもので、彼と知り合ったようです。その彼というのが、二人で会うようになってすぐから友達を連れてきて、紹介してといってたらしいのです。彼女としては、まだ時間も経っていないし、とてもそんな気になれなかったようで誰も紹介しなかったといっています。その彼が最近では、友達のことは口にしなくなったけど、いろいろな物を買うように勧めるんだそうです。着物とか鍋とか。それで彼女から、どう思うかと客観的な意見を求められたというわけ。
そんなの彼のはずないでしょ。ただのカモよね。彼女もわかっているんですよ。でも私に他のことをいってほしかったみたい。「もう少し彼を信じてみなよ」とか「友達思いの彼なんだよ」とか。言えないよね、そんな口からでまかせのようなこと。重い重い空気と、長い長い沈黙で、骨の髄まで疲れてしまった。彼女に起こりうることは、私にもその可能性があるってことでしょ。この年齢になると、男にナメられるのでしょうか? 自然には勝てないって、大雨からも顔のハリや艶でもわかっているけど、こずるいうす汚い男には、負けたくない。悲しいけれど、泣きたくもない。友達にも、そうでいてほしいな。