世の中がとんでもないことになっている気がする。原潜がえひめ丸に衝突したのもとんでもないし、森さんがゴルフをやめずにただの事故と言い放ったのもとんでもない。ある人の話では、あと30年はとんでもない世の中なんだって。60年続く停滞期があと30年も残っているんだって。あと30年不調だなんていわれると、この数カ月不調でも仕方がないかとも思えるけどさ、それは問題が違うのよね。
今日は大きめのバッグをもっていそいそと足早に歩いている女の子を見かけたけど、やっぱりバレンタインは恋人たちにとってはイベントなのよね。どうでもいい私でも、やっぱりチョコレートチェックは欠かさなかったけど。買う気もないのに、いろんな売り場をのぞいて試食までしてしまった。会社ではアルバイトの人たちは、バレンタインなんて異国のわけのわからない行事でしょうというそっけない態度だし、社内便として飛び交っていた角張った封筒もすっかりなりをひそめている。
それにしても気になることが3つある。1つは、会社のおじさんたちの機嫌の悪いのは、作業の疲れがたまっているからなのかチョコレートをもらえなかったからなのか。2つめは、金城君はチョコレートをいくつもらったのか。ラストは、バレンタインってアメリカの恋人たちがお互いに贈り物をする習慣からきたものでしょう。フランスが核実験をしたときはフランス製品を買わない不買運動の動きがあったじゃない。今回アメリカのルーズさとか不誠実な態度に対して、アメリカ製品を買わないという動きがないのは何故なんだろう。アメリカなしに日本は語れないからなのかしら。そしてやっぱりチョコレートなしに愛も語れないのかしら。