友人が会おう会おうと何度も誘ってきていた。携帯やメールでもかなり積極的に。こ
ういうときは、こちらもある程度想像力を働かせておかなくてはいけないのよ。たい
てい彼氏ができたとか仕事をやめたいとか、なんらかの会いたい理由があるからね。
で、根負けして会いました。一年のうちの最大イベント直後に会いたかった理由は、
私の想像とは違っていたけれど会った途端に納得。だって彼女、買ったばかりの毛皮
を見せたかったのです。そうか、毛皮か、冬だもんねとは思いましたが、彼女の期待
通りのリアクションがとれたかどうかはわからないな。だって私、毛皮に興味があま
りないんだもの。死体をまとっているというのは言いすぎですが、遠目で見て素敵だなとは思いますが、近くで見るとどうしても怖いのだ。これが指輪やバックだったら違った反応をしていたな。あまりうらやましがったりしなかったからなのかどうか知らないけれど、お着物も買ったと聞かされたわ。悪いけど、着物もねぇ。着ていくところもないし、着付けを頼むのも習うのも面倒かな。クリスマスのことには触れず、話題がこの二点ということで彼女は友人だと再確認してしまいました。そろそろ幸せの尺度が人によって違うというのが、顕著になってきたわ。今年も悪くはなかったけれど、来年は積極的に幸せを目指してみようかな。
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