やっぱり寒いじゃない、だから冬は苦手なのよ。思考も停止しがちなのに、これだけはよくわかったわ。ほんとうにバカなことをしてしまったよね、雪印食品は。せっかくコンビニも雪印の製品が以前のように並んで、これからというときに。今回はグループが違うかもしれないけれど、また雪印という大きな企業名で語られてしまうものだもんね。食品は廃業するという決断をしたけれど、それでどこまでグループが救われるのだろう。ほんとうに企業として再建できるのでしょうか。
もとはといえば狂牛病の一頭目がでたときの政府の対応に問題があったはずで、だから牛肉離れが起こってしまいその結果、酪農家や企業や外食産業が苦しんでいること自体が大問題なのよね。でもそんな苦しいなかでこんな不正を働いてしまったことは許される行為ではないけれど、同情の余地もあると思うのよね。製品がブランドとして販売されていれば、不信感から不買運動につながってしまうわよね。顔がみえる企業の責任は大きいのに、顔が見えにくい政府の責任はどうやって追及されて、形になるのでしょう。損失を補填する今回の牛肉買い取り制度って、税金なんでしょう。
やっぱり政治って、わかりにくい。政治家って全員が日本のことも世界のことも、経済も環境も福祉も、多方面のことを考えられるベースを持ち合わせているんでしょうか。だんだんと心配になってきました。つらい時に自滅行為に結びつくようなことは、つらいからこそ慎むべきなんですね。私も、寒いから、疲れたからで、安易な恋はしないぞ。