暖かくなっているようで、急に寒さが戻るんだもんな。軟弱にもまたまた、風邪をひいてしまいましたよ。ただでさえ花粉症で目がかゆくてだるいのに、たまんないです。こんな時は、元気なふりをしても無駄だと知っているので、おとなしく会社と家を往復するだけにするの。ちゃんと薬を飲んで、睡眠をとるのがいいのよね。わかっているのにすごく損な気がして、お菓子や本を買いにいってフラフラしてしまった。お菓子は食べて寝るけれど、本なんか読む体力は残っていないぞ。こんなにだるくなるんだったら、デパ地下なんかにこだわらずコンビにでもよかったな。家族も同僚も、けっこう頻繁に風邪をひくものだから誰も同情してくれない。「風邪はひいても、死にはしないんでしょ。だったら、いちいち騒がないでね」と思っているのが家族。「どうせいつもの風邪でしょう。もう慣れているんでしょう。だったら、仕事はきちんとしてね」と思っているのが同僚なんだ。なんにも言われなくても目でわかるもん。みんなに、うざがられているんだもん。きっときっとそうに決まっている。とってもブルーなので、今週はたっぷりと落ち込んでみるつもりです。

先週一週間をだましだまし生きているうちに、それがすっかり身についてしまったみたい。伝達事項も急いで伝えた方がいいのはわかっているけれど、もう少し後でもいいかななんて思っているうちに3時間が経っていたことがあった。話をまとめておこうとしていたのに、口頭で言って済ませてしまったりしていた。少しずつ気を抜いていたら、いつか痛い目に遭うとわかっているのになんとか通り過ぎられるのではないかと、たかをくくってしまっているのよね。いけないとわかりつつもそのままにしてしまうから、自分自身がつらくなってくるんだ。いったん自堕落な気持ちになると、どんどん加速していくのよね。

まだ花粉症のつらさから脱出していないし、いい加減な気分で仕事していた結果、パチンコ屋に行ってしまった。私の台はいくら入れても出ないのに、ひょいと隣に座ったおじさんがいきなり1000円で確変を引き当てた。むかついて台を代わったら、今度はドツボにはまっていた隣に単発がきた。とうとう一回も来なかったのに、どうして隣のおじさんと兄ちゃんには来るのよ。他人の幸運の女神になってしまったのかしら？　悔しいよ。金城武さま似の彼にも遭遇できず、とても悲しいよ。すっきりしないままなので、これからしばらくパチンコモードに突入だな、これは。唯一のなぐさめは、4月から本物の金城武さまのお姿を拝見できることだけなのかな。

とにかく食事をした後で、お土産に夜の銀座でお花を買ってくれそうになったので、待ったをかけました。「お花よりも別のものがいいな」とケーキを要求してしまった。笑顔をひきつらせながらも了承したので、夜遅くまでやっている好きなケーキ屋さんまで案内した甲斐があった。食べたい気分を満たしてくれているし、母親のご機嫌もいい。やっぱり食べ物よね、大切なのは。

とうとうこの時が来ました。いつかはこんなこともあるかと、頭の片隅では考えていたけれど、さすがに驚いたわ。先週末いきなり上司に呼ばれて、異動の内示があったのです。なんだか寂しくなってガックリきちゃった。今回、うちの部では2名が異動するの。もちろん入れ替わりに入ってくる人もいるんだけどね、その2名が私とY君なのだ。いろいろ複雑な思いはあるのに、忙しい決算なのだ。連日、ゆっくりと感傷にひたっていられない。机やファイルの整理を始めたら泣いてしまうかも、と思っていたけれど現実的にはまだ手をつけていないものの方が多いや。もう、美しくそしてひっそりと去っていきたいのにイメージ通りにはならないだろう、ということだけは残念ながらわかってきた。どうしてこうなるんだろう？　何がいけないの？　今度の部でもうまくやっていけるのかしら？