なかには、血と汗と涙の物語で、極力マイナスを抑えようとしている人もいますよね。食事制限からはじまり、お肌をいたわる。睡眠はちゃんととって、規則正しい生活をする。もちろん煙草は吸わないのよね。このどれを取っても、私には無理なのよ。そんな生活を維持していける人なんて、よっぽどの根性がある人か有閑マダムよ。胃下垂の人も、おまけで入れとく。しかも、その成果を認めてくれる人がいないと継続なんてできないんだから、胃下垂の人以外は、それこそ愛されている人に違いない。だからだから、きれいでいれるのよ。しょせん私なんて、マイナス40％がいいとこ。それだって、自分かわいさのあまり自己採点が甘いかも。

ということで、先日の写真を送ってくれた人と、再会する勇気がない。とくに、手を痛めてからはお化粧もブローもめんどくさいんだもの。デート用に、服を買う元気もなんにもないからな。しばらくは、メールでお話していようかな。

自分のことで考えれば、それなりに自分で判断したりすることは多くなっていたけれど、組織のなかで考えたことってあまりなかったから、驚き。でもね、ここで不思議なこともあるの。この数年後、十数年後には、と言っている人って誰？　こんな噂が流れる人は切れ者には違いないんだけどさ。それを言い出した人が誰なのか、その話を聞いた人が折をみてまた広げたのかな。この類の話は、大当たりするか、大きくはずれるかのどちらかだから、これからが楽しみ。人の話ばかりではつまらないから、自分のことも噂になるようにしようかな。そうね、局長あたりはどうかしら。将来、局長にまでなって、退職するの。ううん、かっこいいな。

もう、脳天直撃よ。しびれちゃった。ほんと大バカ者のお調子者がいる。涙目になりながら、この女一生恨んでやるって思いましたね。軽く叩いたのはわかっているけれど、なにも叩かなくってもいいでしょう。こんなの犯罪だよ。彼女なんて、みんなの前で思いっきりこけちゃえばいいんだ。こういう人がいる反面、弱っている時にやさしい人もいるはず、と思ってあたりを探しているところ。私の期待どおりのやさしさしには、まだ出会えていないけど、ここは期待度をグ〜ンと落としてみるつもり。だってイジイジばかりしていて、おもしろくないんだもん。誰が一番やさしいか、とことん追求しなくちゃね。