●2004.1月● けがの功名かな?
 
1月1日(木)

昨年と今年の区切りが年々、曖昧になってきている感じがする。昔の午前零時はもっと厳粛で、それこそ気持ちを新たに新年を迎えていたんじゃなかったっけ? 散々じらされて、予想通りのボブ・サップの勝利に、胸を撫で下ろしたところが新年でいいのかな。なんだかあやふやな気持ちのまま、2004年が始まってしまった。決意も抱負も、まるで何にも考えていないよ。たるんでいるのかと不安になったけれど、気持ちを引き締めてみてもなるようにしかならないと思い直し、初日の出も拝まずに寝ることにした。それから、まだ書き終わっていない年賀状のことも考えないことにする。年賀状が憂鬱で、恐怖になりつつある。誰にも出さないですませるわけにはいかないけれど、どこまで自発的に出すかよね。いっそのこと年賀状は頂くだけ頂いておいて、自分は「寒中見舞い」という手にでるかよね。まだまだそんな勇気ないな、私はね。というのも、後輩でもらった年賀状にしか年賀状を出さない子がけっこういるの。それもかなり時間が経ってから、返ってくるんだわ。面倒なんだろうけれど、「あ、まただ」とこっちは気づいているのよね。彼らに聞きたい! 自発的に出すのは、局長ぐらいなの? 部長はどうしているんだ! 聞きたいけど聞けない。くだらなくて、それでいて無視できない問題よね。

 
 
1月5日(月)

今年は、お正月休みが長くてラッキーでしたね。長いお休みを有意義に過ごそうと思っていました。そして、それはかなり実現できたのに今度は歯止めが掛からなくなっています。実は、セールを楽しみにしていたのです。お正月休みにいろんなショップを渡り歩いたので、銀座にも出没していました。さすがに福袋を買うほどのバイタリティはありませんでしたが、いくつも大きな袋を肩に下げた女の子はたくさん見ました。お正月のデパートは、福袋組とセール組、そして家族揃ってお出かけ組の3パターンですね。セール組の私としては、もういろいろ買ったはずなのに、銀座は飽きたはずなのに、ついつい寄りたくなる。仕事が始まったからついでに買い物がしたいのか、それともセールをやっているから仕事にいくのか、わからなくなりそう。今シーズンは買い物しようと思うと、いくらでも欲しいものが見つかっちゃう。いい気になってカードを乱発したので、しっかりお仕事もしなくっちゃ。今日、同期と顔合わしたら、やはりセールにはまっていた。仕事のスケジュールではなく、これから開始するセールのスケジュールを優先するんだって。それって正しいような気がする私も、すでに自制心なくしているからね。もう誰か私を止めて状態です。こんなことになるんだったら、ボーナスをもらってからあんな散財しなければよかった。「買うなら遊ぶな」だったんですね。

 
 
1月21日(水)

わざわざアメリカまで、自分の過去を見つけにいく人がいるんですね。いやん、笑える。そんなことができるなんて、なんてロマンチストなのか大嘘つきなのかわからない、古賀潤一郎さん。こうしてペパーダイン大学というものの認知度を高めたわけですが、これからどうなるんでしょうね、ご本人は。これから自分の過去を探しにいくのが、流行るんでしょうか? いいな、思いっきり真面目な顔して、海外にいける口実になるかもしれない。まだ45歳でしょう。アルツハイマーじゃあるまいし、政治家って嫌ね、嘘つきで。そう思って周りを見回したら、似たような人がけっこういるような気がしてきた。いやね、世の中っていうべきなのか、代理店というべきなのか、ちょっと迷うところだな

 
 
1月29日(木)

人のこと笑っていたら、自分が泣くはめになった。きっと関係ないと思うけど、古賀潤一郎のこと笑いすぎたからかな、とほんの少しだけ反省してます。日増しに笑える古賀氏に爆笑していたら、地獄を見ました。先週の23日の深夜、会社から帰ってきてから熱がでてきたのだ。風邪薬を飲んだにもかかわらず、翌日は38.8℃まで上がり、夜になってからタクシーを呼んで病院に行きました。即行でインフルエンザの検査をされ、認定されてしまった。鼻に綿棒を入れられる検査なんだよ。3日ぐらいで熱が下がるといわれたんだけど、5日かかった。それ以上はインフルエンザの薬は出してもらえないということで、今日から普通の抗生物質だい。こんなことになり会社も休むしかなく、相変わらず古賀氏に注目してしまった。だって薬飲んで寝る、以外にできること&楽しめることといったら他にないでしょう。だから、ありがとう古賀さんなのだ。そして、もう一つ。タバコが吸えない。一生禁煙なんてできないと思っていたのが、嘘のようで今はとてもタバコが吸えない。こうしてつらさを感じないまま、禁煙できたらすばらしいんだけどな。そんな奇跡は、果たして起こるのだろうか?

 

(2月へ続く)