●2004.3月● 恥ずかしい大人たち。
 
3月5日(金)

気になる会見が2つ。まずは、ついに水野真紀が結婚ですね。まさかの政治家の妻だし、まさかの官舎住まいをするというし、おまけにまさかの失言。後藤田君のスキャンダルの真偽を問われて言った「今となっては、真相は闇の中だよね」発言に一言。それを言うなら「藪の中」でしょう。結婚報告会見でかなり舞い上がっていたのでしょうが、ただの言い間違とは思えないな。水野さん、ほんとうに「闇の中」だと思っているでしょう。あれだけ自信ありそうに言っていたもんね。聞いている方に恥ずかし思いさせちゃだめですよ、特にこれからはね。なんて言っても政治家の奥様なんですから。水野真紀から一本取ったり。だってさ、ずっと付き合っていたと言われてきた代理店の男が、かわいそうでしょう。結婚は事務所が認めない、とか言っていたけど事務所サイドはそんなことはないと否定していたもんね。結婚願望あり彼氏あり、そのうえお料理大好きでも、結婚は別物だったんですね。どうぞどうぞお幸せに。今度は応援演説をたっぷりと拝聴させていただきますわ。ご注意あそばせ。もう1つは。長嶋入院の会見ね。息子の一茂がなかなかしっかりしてた。お坊ちゃん甘ちゃんキャラだと思っていたのに、見直したぜ一茂。

 
 
3月12日(金)

いいこととよくないこと、その2つともが続いている。いいことというのは、禁煙。どうしたのかと思うほど、煙草の事を忘れている。たまには、もちろん吸いたい衝動にかられるんですが、まずなんとか持ちこたえているかな。それから、禁煙の対極にあるかもしれない過食と暴飲。禁煙が原因とは思えないし、手持ち無沙汰なわけでもないのに、ついついっていう感じで自分に許してしまうわけ。先日も仕事をしている人たちとランチに行って、しっかり食べたわ。そのランチにケーキもプラスすることができたので、迷わずデザートもつけたわけ。

会社に戻って1時間ほど打ち合わせがありその後、つい「なんか食べたいな〜」と口にしてしまったみたいなのね。この他人事の“みたい”が大事なの。心の声みたいなものかしら。それを聞かれてしまって、約4名に凍りつかれてしまった。ケーキをプラスしたのが3名で、そのうち1名は半分でリタイヤ。残る2名のうち私以外の1名は、気が遠くなるほどまだお腹がいっぱいだと言う。どうもボーッとしていると思った。と、そんな1回のランチでやけに驚かれてしまった。「まだまだ、若いですね」なんて、どうフォローするんだろうと思うような発言まで飛び出してしまった。それも先日チョコレートをくれた優しい女の子の1人よ。せっかくちょっといいものご馳走してあげようと思っていたのに、事実を突きつけられてへこんでしまったわ。だから今日は、当り障りのない品物でお返ししたわ。言った本人は覚えていないでしょうけれど、私は忘れないわよ。「まだまだ若い」って、言ったわよね。いじけやすいんだからね、怖いわよ。ほんとうに過食気味なんだから、仕方がないじゃない。この日のランチなんて、当然のことよ。みんな私が何を食べているか知ったら、どんな顔するのかな。

 
 
3月17日(水)

朝、文春が買えなかった。毎週、水曜日か木曜日の発売日に必ず買うのに、買えなかった。いつも買うところでは、すでに売り切れだった。不満。差し止めというのでどんなエグイ記事かと思ったけど、許容範囲ではないかと思う。それよりも文春を持っている人を、探さなければならなかったのが面倒だった。しかも夜になって恐れていた質問が来た。広告掲載のことだ。こんな出版差し止めの判決が出るようでは、これからの広告掲載に関して、疑問や不安が生じるのは当然ですよね。これが、すごく難しいところです。この差し止めにあった号にしても、出荷数の減少がありましたよね。そのうえ例えばこの号に掲載されていた広告やその他の連載ものの、扱いということまで考えているのだろうか。該当記事だけ削除というのも、人手や流通ルートを考えるとすべて削除できるはずもないよね。事は、文藝春秋一社ですまない大事ですよね。文章や形に残るものには、影響力と扱いの難しさがあるよね。でもさ、痛いといった人がケガをしたのかケガをしそうになったのかと、判断する人に間違いはないのだろうか。だってさ、痛いといった人のママだって沿道でずいぶんといろんな人を揶揄していなかったっけ。おもしろいとも思ってしまったけど、痛いのは自分の家族だけじゃないんじゃない?

 
 
3月25日(木)

困りましたね、恥ずかしいですね。江角さん、保険料払っておいてくださいよ。広告代理店に抗議するといっても、それもまた恥ずかしい話なんじゃない? 事実で言っても代理店が個人情報の納税義務を果たしているかどうかはかわらないで、事務所の管理になりますよね。契約を結んでいる事実はあるけど、事務所と社会保険庁自身で確認ができたように思うけどな。

江角さんは問題だけど、個人的には小泉孝太郎君が気になる。いかりや長介さんの最後の弟子というキャプションがつけられていたけど「ズブの素人の僕にいろはから教えてくれた。いかりやさんにお会いできなかったらと思うとゾッとする」とコメントしていましたが、そのコメントを聞いてこちらがゾッとしたかも。小泉首相からの弔電は、息子がお世話になったからなの? 死を悼む気持ちでいっぱいなのに、へんなところに目がいってしまった。でもさ、なんか恥ずかしいでしょう

 

(4月へ続く)