仕事にブチ切れてからはや半年、見ない・聞かない・わからないで通してきたんだけど…あーあ、やっぱり知らぬ存ぜぬでは済まなかった。自分で選んだ方策とはいえ、どうも私の性分に合っていなかったみたい。見ない・聞かない・わからないで過ごすのって、思っていたよりはずっと大変だった。毎日、肩身のせまい思いをしたわ。なるべく目立たないように気を遣い、発言は控える。グチはこぼさず、帰りはそっと帰る、などなど…。
これが、けっこうストレスになった。すっごい楽して、元気にお金だけもらえると思っていたけど、世の中そう簡単にはいかない。まず、自分が腐る。だから、いじける。そして、疲れる。それでも、未来の幸せのため恋のためならと、こうして自分の時間を確保しようとしたわ。あぁ、それなのに、それなのに……。
その仕事は、私は関わっていなかった仕事だったのよ、始めは。まあ大変そうぐらいだったのがだんだん、エー何やっているんだになって、ハタで聞いているのも辛くなってきた。制作部門もマーケティング部門もセールスプロモーション部門も、みんながパニクッている。その原因が我らが営業の後輩約2名。もちろん、はじめは知らん顔していたわよ。人の仕事に首をつっこむなんてでしゃばったマネはしたくもないし、されたくもない。でも、そのうち「どうなっているんだ」が、私のところまでやってくるようになってしまったのでした。忙しければ逃げられたのに、いかんせん私ヒマじゃない?こうしてトラブルに巻き込まれてゆくのを、拒みはしなかったため、再びあわただしい日々を迎えいれてしまったわけだ。だからねM君、何回 Telくれても帰れないんです,私。